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拝啓
向寒の候、会員の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
私は、去る11月15日に開催されました年次大会における会員総会・理事会で選出され、日本ガバナンス研究学会の第7代会長に就任いたしました。微力ではございますが、会員の皆様のお力添えを得ながら学会の発展に尽力してまいる所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。
近時、「ガバナンス」という概念は企業活動のみならず、非営利組織、政府関連組織、地域コミュニティなどの対象に加え、ITガバナンス・AIガバナンス等の事象など、様々な分野で言われるようになっております。加えて、ガバナンスの対象分野が多様化するとともに、そこに関わるステークホルダーもますます多様化しています。企業であれば株主や従業員、顧客だけでなく、社会全体や環境への責任が問われるようになっていますおり、非営利組織や政府関連組織においても、寄付者、利用者、地域住民、行政機関など、多種多様な関係者が複雑に絡み合い、組織運営や意思決定には従来以上に高い透明性や説明責任が求められるようになっています。こうした社会的課題への対応がますます重要となる現状を踏まえ、ガバナンス研究の意義はこれまで以上に高まっていると強く感じております。
そのような中にあって本学会は、他学会と比べても多様な会員が集っていることが大きな特色と考えております。学界関係者はもちろんのこと、会計プロフェッション、法曹界、非営利組織を含む多くの実務家の方々などにより、活発かつ実践的な議論が交わされています。この多様性は、ガバナンスの対象・ステークホルダーの多様化という時代の流れに即した先進的なコミュニティであると考えております。私自身はガバナンスの専門家ではありませんが、こうした多様な知恵と経験を生かすことで、より広い視野から本学会の発展に貢献してまいりたいと思っております。こうした観点からは、前会長が推進してこられた会員増強の方針を継続し、ガバナンスに関心を持つ多様な分野の皆さまに、本学会への参加を呼びかけていきたいと考えております。
当学会では、ガバナンスを中心にあらゆる組織に求められている強靭な組織運営について検討し、社会的な使命を果たしていきたいと考えておりますので、今後とも皆様方のお力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げつつ、就任のご挨拶とさせていただきます。 |